90Cm 探照灯 90Cm Serchlight
96式 2型 探照燈管制器
ペンネーム「弱電勉強中」さんの、掲示板海と空に於けるアドバイス、そして横浜の「Mさん」の素晴らしい発掘写真により、下のCGが出来ました。 下の真中の写真は、今迄不明だった操作者左手側の形状が、Mさんの提供写真で、少ないフィクションで表現出来ました。 感謝感謝
この機器は、戦時中の各艦に、「見張り用」として搭載されていた様です。「早霜、矢矧、天城、隼鷹」等の図面には、それが確認出来ます。 機器の眼鏡光軸迄の高さは、約1,080mm です。ターンテーブルの下に、更に320mm
の高さの、同径円筒ゲタを付けた艦もあった様です。
92 式探照燈管制器
Return to Museum 1F
15F 搭載機器、兵器の展示場
94 式探照燈管制器
駆逐艦五月雨、若葉の図面に描かれている、本器のプロフィル、本器の教本に掲載されたものと思われる、イラストを参考にして、CG を作成した。 従って若干のフィクションを含んでいるが、かなりソレッポイ仕上がりとなっている・・・。 CG は、駆逐艦の旗甲板に、搭載された状態を示す。 すなわち、本体はお盆と円錐台の様な、ブラットホームに載っている。 戦艦は、照射甲板に本体を、じか置きした作図になっている。 ただしこの場合、片舷 3 台搭載の内、艦尾側の一台は、ゲタをはかせて、500mm 程高くし、視界を確保している様である。 本体のサイズは、床から光軸まで、約 1.100mm で描いてある。 M さん、タマさん、弱電勉強中さんの支援を得て、この CG をまとめる事が出来た。
赤外線送信用の1Kw光源部を示す。
架台を背面(操作者側)から見る
USTMJの写真から、左手側にレバーの様な
物が、認視出来る
図面を入手出来なかったため、写真を基にスケッチした。 椅子から下は写真に写っておらず、従ってシート支えは、存在した二形式で示した。
寸法諸元は、 鏡胴中心高さ 1,230mm, シート高さ 660mm, 鏡胴外径 140mm, 鏡胴長さ 595mm としてある。 座って左側に付いているレパーの用途は、よく分からない、 いったいナニモノ・・・・
何だこりゃよっと 〜♪ と云うほかなし。
下の写真の96式1型は、横浜のMさんの話によると、S13年の内令兵20号にて、兵器採用に決定したとの事です。
Russian church in Suzudari July 2010
5500 Ton 軽巡洋艦、駆逐艦等に搭載されました。、鏡胴の上にトサカの様な突起の有るのが特徴で、レンズ枠の直径は900mmです。
13mm 2連装機銃 ( 93 式 )
フランスのオチキス社から、ライセンス生産権を購入して、1937年頃から制式化した機銃である。 写真資料が25mm機銃に比して少なく、CG制作は困難を極めた。 艦載型は下の写真のやうに、植木鉢を逆さまにした形のペデスタルに載せられている。 一方、陸用は三脚上にマウントされている。
写真、図面、特にまともな写真の無い機器であるため、フィクションを含まざるを得ない。 図面としては、丸スペシァル No.6 「翔鶴」に掲載の図を、参考とした。 寸法諸元として、床面より眼鏡光軸までの高さは、1.120mmで、 これのブルワークは、直径
2.000mm 高さ 850mm である。 ここに指揮官,射手、旋回手の3名が入ると云う。 図面から推測すると、この装置全体が、自転すると思われる。とすると、一緒に自転するターンテーブルに、本装置が載っている必要があると、考えられる。
一番右の写真は、この装置のシールドタイプである。 筐体のサイズは、直径 2.000mm 全高 1.775mm である。
このページには、旧海軍の艦艇に搭載された、光学機器等をCGを中心に載せる予定です。、CGの作成に当たっては、先輩Mさん、北欧工廠さん、タマさんから、多大のアドバイス、資料提供を受けました。 ここに厚くお礼申しあげます。 しかし、それらを充分生かせるか、それが問題であり、プレッシャーでもあります (汗)・・・・
13mm 四連装機銃
95式 射撃指揮装置
12cm 双眼鏡 ( 水上見張り用 椅子付き )
方向信号発信器付 12cm 双眼鏡 (分類上、哨信儀のカテゴリーに入る)
12cm 双眼鏡 九七式山川燈一型付き
2式哨信儀
昭和 7 年に制式化されたものであるが、そのメーカーの図面は、まだ見ていない。 この CG は、シコルスキー氏の図面を基に、一部変更、追加をして、作成したものである。 艦艇の公式図面においては、改装妙高、榛名 S19 、霧島 S16 に記載されているのを、確認している。 しかし、かなり旧式化しているので、公式図に疑問を感じる。 サイズとしては、床から眼鏡光軸までの高さが、約 1270mm である。
マウントのサイズは、直径約 1..300mm、高さは
約 65mm である。
25mm 二連装機銃 ( 96 式 )
25mm 三連装機銃 ( 96 式 2 型 ルプリエール式 )
25mm 単装機銃
照準環は固定式で、このためリングがそれぞれ偏心していて、見越し射撃に対応している。
以下に掲載したCGは、多くの方のご支援で、作成する事が出来ました。、タマさんから「スーパーイラストレーション大和」掲載のものの、改訂版の提
供を頂き、北欧工廠さん、M さんからは、多くのアドバイスと関係資料の、提供を頂きました。 そして山野内さんのHP掲示板のお陰で、深い考証を
する事ができました。 まだCG作成の最中ですが、ここに厚くお礼申し上げます。
この2哨は、鮮明な写真、詳細図面が存在しないらしく、寸法緒元の数値も、見つからなかった。 従って、かなりの苦行を強いられ、一時は放り出して
しまった。 使用した写真は、U.S.Naval technical mission to Japan (USTMJ)のX02-3 に掲載されているものです。 しかし、かなり劣化していて、判読
困難でした。 従って考証には、かなりの推測を余儀なくされ、それなりの精度のCGとなっている事を承知で、見て欲しい。 ・・・・・・ (汗)
本装置は、(1)赤外線送受信機、(2)全受器、(3)増幅及び制御部等の構成で、成り立っている。
左のカラー写真は、Mさんから提供を受けたものです。 東京の海洋大学に展示されている、ヘッド部分(電燈筺)の現物です。フルセットでないのが残念ですが、主たる部分が明瞭に判る、貴重な写真です。
頂上部に、銀色に光るピンの様な部品が見えるが、図面には描かれていない。 Mさんの話では、搬送用の取っ手がねじ込んであるのでは、との事です。、
「方向信号発信器」を、 12cm 見張り用双眼鏡の頂部に取付けたものである。ピストルの様な形のものが、赤外線の発光部で、相手艦に、呼び出しの信号を送るのに使用される。 相手が味方艦の場合、下の写真で示す山川燈で、これを受信する。 そして60cm信号灯から、赤外線で相手の山川燈に、モールス信号を返信する。 これで相互が味方艦である事を確認する。
、
「陸奥」「大淀」「改松型駆逐艦」の写真に、この形式が映っている。 この内、後記二艦は、羅針艦橋内に設置されている事が判る。 「陸奥」では、羅針艦橋後端の手旗信号所付近に、設置されていた。
写真を見ると、架台ドラムの背面に、ハンドルが付いている。 この用途は、鏡胴の高さ調整用ではないかと、推定する。 伝声管は「必ず付属しているとは限らない」と、北欧工廠氏は云われる。また、「方向信号発信器」という呼称は、秘匿のための名前ではないかとも。
寸法諸元は、下記の通りで CG してある。
床から鏡胴中心までの高さ 1,480mm, 鏡胴長さ 690mm,、
この形式の「山川燈」のCGは、先輩M氏が提供してくれた「九七式山川燈一型 装備図」を基にして、作成した。 また、北欧工廠氏、タマさん、Lowさんのアドバイス、資料提供によって、写真無しにもかかわらず、まとめることが出来た。 ここに厚く感謝する次第です。
、この「装備図」は「三角法投影図」ではなく「一角法投影図」」と判定し、CG しました。 これは重大な問題で、「一角法投影図」」とすると、双眼鏡を対物レンズ側から見た場合、「移動電輪」は左側に、「彩鏡筺(フィルター入れ)」は右側に取り付けられていると読めます。
この解釈でいくと「装備図」のそれは、「背面図」を表している様です。これは一角法の描き方です。 一方、「三角投影図」と判断すると、前記の「取り付け」は左右逆転します
「12cm 双眼鏡九七式山川燈一型付き」と云う、当初からフルセットの双眼鏡は製造されなかった 様です。 双眼鏡は光学機器メーカー、 開発メーカーが「山川燈キット」を生産し、軍需品として海軍に収められる。造船所、工廠はそれらを官給品として受領する。そして円筒基台その他を装備図の指示に従って、自工場で作り、山川燈付き双眼鏡を組み立てる。 完成したものを羅針艦橋等の所定位置に設置する。 タマさんのアドバイスは、そう読み取れました。
左上の写真で、上に半分映ったアンパンマンの様なものは電燈筺(赤外線受光部)、その下の左端は彩鏡筺(フィルター入れ)、 真中は目盛照明灯(白く光った所に、方位角目盛が付いている)、一番右のモーターみたいなモノは、用途不明であったが、電鍵(モールス信号発信のためのキー)であると云うアドバイスがあった。
寸法諸元は上記「方向信号発信器付き」と、同一である
15F
96式 1型 探照燈管制器
(1)赤外線送受信機